世界中で毎日発信されてPLM関連のニュースを時間軸を通して“診る”と時代の流れを読み取れる。これは米国CIMdata社が講読ベースで90年代初頭から契約ベースで毎日配信しているThe CIMdata PLM Communityの“PLM Late-Braking News”の2000年以降、約2万5千件のプレスリリース(すべてオリジナルソース)から抽出したものである。
AP(アジア・パシフィック)圏内のPLM製品(ソフトウエア、保守料、サービス)の消費量は直近10年の統計では日本がリーダーである中、中国並びにインドの伸びが非常に大きいことはよく知られたことでもある。
プレスリリースに出現する国名を取り上げると興味深い部分が診える。2002年迄は日本("JAPAN")が圧倒的であったが、最近では、日本/中国/インドがマーケティングの投資先のトップグループである。産業の中の生産地域でもあり、今後の消費地域としても大きなものになろう。その意味で、おそらく当分、グラフでも分かるように二つのグループで投資先/回収先が進展するものと思われる。
もちろん、以前からコメントのようにもはや日本がターゲットの中心でないと考えなければならない。また、日本のユーザーコミュニティもベンダー含めてベストプラクティスをグローバルにフィードバックし、グローバルレベルのPLMアプリケーション&ソリューション、そして実装を含めた質を向上に貢献する更なる努力が必須である。さもないと、企業を強化する真のITには成り得ないと考える。
(註)本データは2008年6月末をベースにしたものである。