モノづくり? - 原点: 職人の匠みに学ぶ


 このようなリスト (あるいは定義) がどこかにあったということではありません。日頃の付き合い、会話など総合すると多少の思い入れも含めて、以下のようなポイントをあげることが出来ると考えます:

  • 経験 (自身の手を汚した) に裏付けられた設計ノウハウ&製作ノウハウ
  • アイデア展開時に製造出来上がりの結果を知る
  • 必要なものだけを仕入れる
  • 材料を無駄にしない
  • 顧客が必要なものだけを造る
  • 商品の差別化を明確にする
  • 顧客に価値(のあるもの/商品)を売る
  • 顧客とワン・ツー・ワンの関係
  • QCDを尊守
  • 最高の道具を使う&使いこなす、必要なものは自作
  • 結果オーライでない、過程(裏付けのあるプロセス)を重視する
  • 必要ならばコラボレーションを行う
  • オープン性(隠さない、真似が難しい、先進性)
  • 役に立たなければ即断られる
  • 仁義を尽くす
  • 宵越しのカネはもたない(これは世の中にちゃんと利益を還元するという意味です)

 これらは江戸の町の職人や鍛冶職人などの先人をイメージした現代のターミノロジーで綴ってみた訳です。おそらく現代の技術者も変わるものではないでしょう。但し、電子の情報技術(IT)を持ち合わせた例えば「電子職人」と言っても良いでしょう。

(江澤 智、2019.2.12 改)

20190212 Craftsmen


全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、メタリンク株式会社に帰属します。
AIを含む如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright MetaLinc K.K.
So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way, including AI.
© 1995-2023 MetaLinc K.K.  - メタリンク株式会社