2019.4.10:SAP、工場業務をシンプルかつ安全にして生産性を高めるイノベーションでインテリジェントワーカーをサポート


(本リリースは、4月2日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE:SAP)は、SAP(R) Manufacturing SuiteやSAP(R) Startup Accelerator for Digital Supply Chainプログラムによって実現する製造技術のイノベーションについて発表しました。これにはAR(Augmented Reality:拡張現実)やAIを基盤とする管理システム、3Dビジュアル化、無人搬送車などが含まれます。

SAPのデジタルサプライチェーン担当プレジデントであるハラ・ゼイン(Hala Zeine)は次のように述べています。「今日の製造業者は、優秀な人材を惹きつけて快適に働いてもらうと同時に、顧客の期待を上回りたいと考えています。SAPは今回発表した最先端のイノベーションにより、業務をすばやく効果的に行うために必要なインテリジェントテクノロジーを提供します。エクスペリエンス重視のこの時代にスムーズな製造を行うには、人、資産、テクノロジーをうまく連携させることが不可欠です」

SAPの製造実行ソフトウェアを利用すると、オペレーターはスマートデバイスから3Dビジュアルの作業指示にアクセスし、複雑な組立手順を確認できるため、生産量の向上、無駄の削減、納期の遵守を実現します。業務効率の向上にはSAP(R) Digital Manufacturing Cloudソリューションを利用してスーパーバイザーがオペレーターに特定のシフトや作業区に割り当てるようにすることで、スキルと時間を有効活用できるようになります。

一方で、SAP Startup Acceleratorプログラムのスタートアップ企業が製造業務をさらに刷新し、これまでにない手法を生み出しています。4tiitoo社のアイトラッキング技術とKinemic(キネミック)社のリストバンドを用いたジェスチャーコントロール技術により、従業員は意思だけでタスクを実行したり、検査や製造業務をハンズフリーで実施したりできます。Arkite(アーカイト)社はARプロジェクションと3Dセンシングを組み合わせました。この斬新な手法により複雑な組立がシンプルになり、オペレーターにリアルタイムでガイダンスを提供することで、大きな損害につながるミスを最小限に抑えることができます。そして、Serva Transport Systems(ザーヴァトランスポートシステムズ)社の無人搬送車は、情報と物資の移動を加速すると同時に、倉庫から店舗に至るまで製品を適切な場所に適切なタイミングで到着させることができます。

以上

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