2019.4.17:SAPジャパン、すべてのビジネスユーザーのインテリジェントな意思決定を支援する、最新版のSAP HANA(R)を発表


SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下 SAPジャパン)は、機能強化したクラウドおよびオンプレミスのSAP HANA(R)データベースの最新版を本日から提供開始します。パフォーマンスが大幅に向上し、すべてのユーザーが重要なデータに即時にアクセスできるようになり、誰もがインメモリーコンピューティングのメリットを活用できます。

新機能には、クラウドサポートの強化、Intel(インテル)社のパーシステント・メモリーのサポート、データベース管理を効率化するインテリジェントレコメンデーション、新しい機械学習機能、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)認定、改善されたコスト効率の高いデータ階層化、データセキュリティの強化などが含まれます。SAP HANAのこれらのイノベーションは、企業がよりインテリジェントになり、俊敏性と効率性を高めるのに役立ちます。

SAP HANAの最新版は、すべてのユーザーにデータとインメモリーコンピューティングのパワーをもたらし、企業はビジネスへの理解を深め、的確な意思決定を即時に行えるようになります。2万8,000社を超えるお客様がSAP HANAを活用してビジネスをエンド・ツー・エンドでリアルタイムに把握しています。最新版により、企業は単一のビジネスデータプラットフォームであらゆるチャネルからの情報を処理して、継続的にイノベーションを起こし、ビジネス成果を予測し、新たなビジネス機会を見出だすことができるようになりました。

SAP HANAは、コスト効率よく拡張できるようになりました。データ管理の柔軟性と選択肢が増し、お客様はマルチクラウド環境、ハイブリッド環境、オンプレミス環境でアプリケーションを実行できます。最新版では、メモリー容量の増加によってアプリケーションのパフォーマンスが向上しました。また、新しいSAP HANA native storage extensionによるデータ階層化の強化と、新しいインテル Optane DC パーシステント・メモリー・モジュールのサポートによって、総所有コスト(TCO)を削減できます。

Intel社データセンターグループの企業・政府向けデジタルトランスフォーメーションおよびスケールソリューション担当のバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めるリサ・デイビス(Lisa Davis)氏は次のように述べています。「Intelの新しいパーシステント・メモリー技術により、データ容量の増加、プラットフォームのTCO削減、より迅速な洞察が実現します。また、単一のシステムにより多くの仮想マシンを格納できるため、必要なハードウェアが大幅に減ります。SAP HANAは、この画期的なイノベーションに合わせて最適化された最初の主要データ管理プラットフォームであり、向上したデータ階層化機能によって強力に補完されています。これによりSAP HANAのリカバリー時間が短縮され、計画および計画外のダウンタイムの最小化につながり、クラウドの運用費用を削減しながら、回復力の非常に高いアプリケーション環境を実現できます」

お客様は、SAP HANAに組み込まれたインテリジェンスを活用できます。あらゆる種類のデータについて、分析とトランザクションのワークロードをリアルタイムで自動処理することができるので、ITおよびデータサイエンスの業務が加速します。新しいPythonおよびRの機械学習APIにより、データサイエンティストは、慣れ親しんだ環境で作業しながらSAP HANAのデータおよび高度なインデータベース機械学習機能に直接アクセスできるようになります。また、最新バージョンでは、データベース管理者向けにSQLの最適化やデータ階層化などに関するインテリジェントレコメンデーションが提供されます。

SAP HANAは、広範なマルチクラウドサポートと、クラウド環境、ハイブリッド環境、オンプレミス環境に対応する高度な柔軟性を提供し、最新のデータ管理を実現します。SAPは、あらゆるランドスケープでクラウド型インフラの俊敏性を実現するため、HCIプロバイダーに対してSAP HANAの認定を実施しています。データ仮想化に対する高度なアプローチをサポートすることで、データがどこにあってもシームレスに接続するというSAP HANAの特性がますます強化されています。また、SAP HANAは、個人情報を複製なしでリアルタイムに匿名化する最初のデータプラットフォームでした。今回の機能拡張により、SAP HANAはエンド・ツー・エンドのデータプライバシー管理を提供します。

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SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、42万5000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan

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