2019.6.14:ICT分野をリードする三井情報、SAPの次世代クラウドERP「SAP S/4HANA(R) Cloud」、「SAP(R) Cloud Platform」、「SAP(R) Analytics Cloud」を採用


SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下SAPジャパン)は、三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小日山 功、以下 MKI)が、SAPの次世代クラウドERPである「SAP S/4HANA(R) Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)」、SAPの開発プラットフォーム基盤「SAP(R) Cloud Platform」(エスエーピー ・クラウド ・プラットフォーム)および最新アナリティクスソリューションである「SAP(R) Analytics Cloud」(エスエーピー・アナリティクス・クラウド)の採用を決定し、2019年6月から導入プロジェクトを開始したことを発表します。

MKIは、前身となる三井情報開発株式会社の設立より約50年にわたり、コンサルティングからアプリケーション、ネットワークを含むICT基盤と情報システムの構築・運用・保守までを幅広く手掛け、築き上げた「ICT総合技術力」をもってお客様のビジネスに最適なICT環境をご提案しています。

同社には過去に7社が合併した経緯があり、取り扱う製品・サービスも幅広いことから異なる業務プロセスが混在しています。2013年より基幹システムとしてSAP(R) ERPを利用してきましたが、業務に合わせてシステムを拡張した結果システムが複雑化し、業務プロセスの見直しが求められていました。また、今後ますます速度を増す技術の進化に追随するためには、自社がデジタルトランスフォーメーションを体現することが重要と考え、既存のオンプレミス型ERPであるSAP ERPから、次世代のクラウド型インテリジェントERPであるSAP S/4HANA Cloudへの刷新を決定しました。

SAP S/4HANA Cloudは、マルチテナント型の統合クラウドERPで、ビジネスシナリオにある機能から必要な機能を選択することで業務の標準化を実現します。このFit to Standardの手法により短期間で業務プロセス改善に対応できることは、同社の SAP S/4HANA Cloud 採用の大きな一因となりました。

SAPパートナーでもあるMKIは、今回の自社導入の経験をお客様へ提供するサービスの価値向上へ繋げていきたいと考えています。同社はグループ全体の IT 戦略である「MKI ITグランドデザイン」の中で“クラウド・バイ・デフォルト”の方針を示しており、自社導入の経験を基にクラウド ERPの導入方法論を確立し、そのノウハウ・知見「KNOWLEDGE」を活かしたお客様への価値提供と、新たなビジネス創出支援を目指していきます。

以上

三井情報について

三井情報株式会社(MKI)は、ミッションクリティカルな基幹システムを中心としたSoR(=Systems of Record)とお客様の事業部門と最終消費者との関係強化やビジネスプロセスの革新を実現するSoE(=Systems of Engagement)の両面からお客様の課題解決や事業創造を支援しています。MKIはSAP認定パートナー企業として、SAPビジネスへの貢献度、顧客満足度などにおいて高く評価されたパートナー企業に授与される「SAP AWARD OF EXCELLENCE」において「プロジェクトアワード」を複数回受賞しています。クラウド化、SAP S/4HANA化とデジタル化が目まぐるしく加速する時代の中で、技術リソース依存の少ないPaaS、SaaSビジネスを立ち上げ、ERPと連携したコーポレートDXの新たなナレッジにより、お客様のクラウド化を促進し、顧客のIT戦略パートナーとなるべく取り組んでいます。
https://www.mki.co.jp/ )

SAPジャパンについて

SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPは「cloud company powered by SAP HANA」としてエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアの市場をリードし、あらゆる業種・規模の企業の成功を支えています。世界中の商取引売上の77%は何らかのSAPシステムを使用しており、SAPのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術は、企業のビジネスを「インテリジェントエンタープライズ」に変革していくことに寄与しています。SAPは、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、43万7000の企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。
www.sap.com/japan

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