2020.4.22:PTC、ジェネレーティブデザイン、シミュレーション駆動設計等が強化されたCreo 7.0を発表


設計プロセスでイノベーションを生み出す機能群を提供

米PTC(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼CEO:ジェームス・E・ヘプルマンNASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社、本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭)は、本日、3Dコンピュータ支援設計(CAD)ソフトウェアであるCreo(C)の、次世代版となるCreo 7.0を発表しました。このソフトウェアの新機能により、シミュレーションが日々の設計業務にシームレスに組み込まれ、設計者は常に人工知能(AI)の力を活用することが可能になります。

Creo 7.0について、ロイヤルエンフィールド社の製品開発CAD担当マネージャのエイドリアン・マーシャル(Adrian Marshall)氏は次のように述べています。「我々は長年にわたるCreoユーザーですが、Creo 7.0の先行利用が実現して、非常に嬉しく思いました。Creoは、我々のオートバイの開発、生産、メンテナンスに革命をもたらしました。 今後もCreoが設計プロセスでメリットを生み出し、我々は最高のオーナー体験を提供できると確信しています。」

PTCは、CADユーザーの代表的なユースケースに対応するため、次世代製品には以下の機能を盛り込みました。

  • ジェネレーティブデザイン: Creo7.0は、 Frustum(R)ジェネレーティブデザイン技術(https://www.ptc.com/en/news/2018/ptc-acquires-frustum)を組み込んだことで、設計者は人工知能(AI)を活用してエンジニアリング要件と製造上の制約に基づき最適化されたデザインを、迅速に作成することが可能になりました。
  • シミュレーション駆動設計: Ansysとの戦略的提携強化により、Creo 7.0では、Creo Simulation Liveに流体解析機能が組み込まれました。これは、設計者がより迅速に繰り返し設計検討することを可能にする包括的なリアルタイム シミュレーション ソリューションです。
  • マルチボディ設計: Creo 7.0ではマルチボディ設計の機能が盛り込まれました。これは、ユーザーが様々な設計作業をより効率的に実施できるようにする、新たな設計機能群で、部品デザインの管理、把握、変更がさらに容易になります。
  • 付加製造: Creo 7.0は、強化された付加製造機能を提供します。確率格子やカスタム格子のサポートの改善等が盛り込まれ、設計者にはより柔軟にラティス構造を作成していただけます。
  • CAD機能拡張: Creo 7.0はこれまでのリリースと同様に、ドラフト機能や2Dミラー機能の改善、スケッチャーのユーザインタフェースの改善等、すべてのユーザーに操作性や生産性を向上する機能を提供します。

Creoは、製品イノベーションの促進、流用設計の推進や、仮定から事実への置き換えにより、設計者がより良い製品をより迅速に開発することを支援します。設計者は、デザインの初期段階からスマート・コネクティッドプロダクトまですべて同一設計環境で対応できます。

PTCディビジョナル バイスプレジデントでCreo CAD事業担当ゼネラルマネージャーのブライアン・トンプソン(Brian Thompson)は次のように述べています。

「Creo 7.0は、過去最高の豊富なイノベーションが盛り込まれているリリースの一つで、ユーザーはFrustumの驚くべきジェネレーティブデザイン技術や、リアルタイムの流体解析機能で強化されたAnsysベースのCreo Simulation Liveを活用できます。Creo 7.0は、新たに生まれる技術をユーザーの日々の設計業務の中で活用できるようにすることで、デジタル製品開発プロセスのトランスフォーメーションを支援します。」

Creo 7.0は、SaaS製品開発プラットフォームであるOnshape(R)ソフトウェアを開発するOnshape社買収に続いてリリースするもので、顧客企業に価値をもたらす革新的なテクノロジーを様々な形で提供するというPTCの大きなコミットメントを示しています。

その他のリソース

※本内容は米PTCが2019年4月14日に発表した報道資料の翻訳です。
https://www.ptc.com/en/news/2020/ptc-announces-creo-7

PTCについて(NASDAQ: PTC)

PTCは、企業の製品とサービスの差別化、優れた運用性の向上および従業員の生産性の向上を可能にする、市場実績の高いソリューション群を提供し、インダストリアル・イノベーションを推進します。PTCとそのパートナー・エコシステムを活用することで、製造業は現在の新技術の可能性を活かし、デジタル・イノベーションを推進できます。

PTCジャパンについて 

米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実(AR)オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。 1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/j

PTCのソーシャルメディアは、以下のURLよりフォロー、ご視聴いただけます。

Twitter: http://twitter.com/ptchttp://twitter.com/PTC_Japan
YouTube: http://www.youtube.com/ptcstudio 
LinkedIn: http://www.linkedin.com/company/ptc 
Facebook: http://www.facebook.com/PTC.Inchttps://www.facebook.com/PTC.JPN

※PTCの社名、ロゴマーク、CreoおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、メタリンク株式会社に帰属します。
AIを含む如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright MetaLinc K.K.
So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way, including AI.
© 1995-2023 MetaLinc K.K.  - メタリンク株式会社