2020.6.29:PTC、製造業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)加速に向け、ロックウェル・オートメーションとの提携を拡大


製造業向けソリューションFactory Insights as a Serviceを発表

米PTC(NASDAQ:PTC、以下PTC/日本法人:PTCジャパン株式会社)とロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)は、本日、製造業におけるデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組みにおいて、これまでにない大きな効果、スピード、拡張性を実現するターンキー クラウドソリューションであるFactory Insights as a Serviceを発表しました。Factory Insights as a Serviceは、LiveWorx® 2020デジタル・トランスフォーメーションイベントで開催されたPTCのグローバルパートナーサミットで発表されたもので、ロックウェル・オートメーション、PTCの協業が大きく前進したことを意味します。

Factory Insights as a ServiceはPTC、ロックウェル・オートメーション、マイクロソフトのテクノロジーを組み合わせてターンキー方式でクラウド提供され、多くの製造業にとって価値の高いDXのユースケースに対応します。

  • 生産状況のリアルタイムモニタリング
  • 設備のモニタリングとその稼働
  • コネクティッド ワークセル
  • デジタルや拡張現実(AR)技術を活用した作業の指示

Factory Insights as a Serviceには、PTCとロックウェル・オートメーションの製品であるFactoryTalk® InnovationSuiteの主要コンポーネントの多くが組み込まれています。これには、ロックウェル・オートメーション最高峰のオートメーションおよび情報関連のシステムのOTデータに最適化された、PTC製品のThingWorx®、Kepware®、Vuforia®が含まれます。また、Factory Insights as a Serviceは、クラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」のAzure IoT HubやAzure IoT Edge等を利用しており、企業は各拠点との接続をすばやく実行し、企業ネットワーク全体でプロジェクトを推進できます。これにより、顧客は、インダストリアルIoT(IIoT)導入時や規模の大きなDXの作業に見られる煩雑さを軽減し、期間の短縮、コストの節減を実現します。Factory Insights as a Serviceは、オペレーション、設備稼働率、作業効率に関する貴重なデータや考察を提供することで、オペレーションの改善に取り組む製造業に有用です。

PTC社長兼 CEOのジム・ヘプルマン(Jim Heppelmann)は次のように述べています。
「Factory Insights as a Service は、製造業の顧客に対して、より速く、より効率的なアプローチでデジタルトランスフォーメーションを実現します。このソリューションは、IT、OTリソースへ依存しすぎず、製造企業が大きなビジネスインパクトを第一に考えて、アプローチができるということです。」

今日のデジタルファーストの環境における製造業は、インフラやデータアクセス性に関する複雑な問題やリソースの縮小に対応するソリューションを必要としています。Factory Insights as a Serviceの導入により、インダストリアルDXを支えるユースケースの開発時間とコストを90%削減し、製品化までの時間を最大90%短縮できます。

ロックウェル・オートメーション社会長兼CEOのブレイク・モレット(Blake Moret)氏は次のように述べています。
「PTC、マイクロソフトとのアライアンスは、顧客のDXの取り組みを簡略化し、加速させることに注力しています。Factory Insights as a Serviceは、FactoryTalk Innovation Suiteの画期的な機能をもとに開発されており、生産、設備、作業効率を改善させる最も重要なユースケースに短期間で対応すると同時に、顧客のDXロードマップの有効性を維持していくことが可能なソリューションです。」

マイクロソフト コーポレーションのMicrosoft Azure担当エグゼクティブ バイスプレジデントのジェイソン・ザンダー(Jason Zander)氏は次のように述べています。
「我々は、製造業の企業が顧客への価値の提供を加速させ、新たなビジネスチャンスを切り開くためには、コラボレーションの力が必要だと考えています。PTC、ロックウェル・オートメーションとの協業でITとOTの優れた部分を融合させることで、我々は、企業が設備、従業員、生産現場のパフォーマンスに関わるユースケースをすばやく、幅広く展開し、グローバル生産ネットワーク全体に大きな効果をもたらすことを可能にします。」

Factory Insights as a Serviceに関する情報はこちらをご覧ください。
https://www.ptc.com/en/partners/strategic-partnerships/microsoft/factory-insights-as-a-service

Additional Resources
FactoryTalk Innovation Suite powered by PTC

 *本内容は米PTCが2020年6月8日に発表した報道資料の翻訳です。

ロックウェル・オートメーションについて

ロックウェル・オートメーション(NYSE:ROK)は、産業用オートメーションおよびデジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーです。人々の創造力とテクノロジの潜在力を結びつけることで人の可能性を広げ、お客様の生産性を高め、地球に優しい技術を提供します。米国ウィスコンシン州ミルウォーキーに本社を置き、約23,000名の従業員が、世界100カ国以上の営業拠点でお客様をサポートしています。製造業におけるコネクテッドエンタープライズ実現の詳細は、当社ホームページをご覧ください。http://www.automation.rockwell.co.jp

PTCについて(NASDAQ: PTC)

PTCは、企業の製品とサービスの差別化、優れた運用性の向上および従業員の生産性の向上を可能にする、市場実績の高いソリューション郡を提供し、インダストリアル・イノベーションを推進します。PTCとそのパートナー・エコシステムを活用することで、製造業は現在の新技術の可能性を活かし、デジタル・イノベーションを推進できます。

PTCジャパンについて

米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実(AR)オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。 1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/ja

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