2020.10.26:リニューアル版『ほぼ日のアースボール』のAR開発にPTCのVuforia Engineを採用


~リアルタイムで変化する「雲」「雨」「気温」がARで浮かび上がる~

 PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:桑原 宏昭、以下、PTC)は本日、株式会社ほぼ日より、大幅にリニューアルして販売される『ほぼ日のアースボール』に、引き続き、AR開発ソフトウェアVuforia Engineが採用されたと発表しました。 

『ほぼ日のアースボール』開発を支えたPTCのVuforia Engine は、コンテンツを簡単に開発できるほか、映し出す立体物を高い精度で認識し、多様なAR表現を創り出す高度なAR開発用プラットフォームです。地球儀のような認識の難しい球体でも、開発者が指定した正確な場所へ、安定した形でARコンテンツを表示できます。

リニューアルされた『ほぼ日のアースボール』は、国境や国名は記述されておらず、リビングや個室に据え置くとインテリアとしても色鮮やかで美しい、宇宙からみたままの地球を模った直径15cmほどの地球儀です。『ほぼ日のアースボール』は、専用アプリがインストールされたスマホやタブレットをかざすと、「いまの地球」と「一週間の地球」の「雲・雨・気温」のデータがリアルタイムでAR画像としてうつしだされます。台風まで捉えた地球を覆う雲の動き、雨量分布、各地域の地球表面の温度などの気象情報に加え、リニューアル前のものも含めて、合計19種類のコンテンツによって、数々の地球の姿を楽しめる仕組みとなっています。『ほぼ日のアースボール』をかざした際にリアルタイム情報として描かれる「雲・雨・気温」などの情報は、ほぼ日が、衛星で地球全体を観測しているJAXAをはじめ、世界中の気象データを保有する企業と提携し、これらのパートナー企業より発信される最新情報をネットワークに介してARで表現しています。

20201026 PTC


『ほぼ日のアースボール』の開発責任者である古謝将史氏は、「前回販売していたアースボールは、ビーチボール側にも地球儀としての情報を踏襲していましたが、今回のアースボールでは、ユーザーが楽しむ情報を、すべて専用アプリの中のAR画像で表現しました。そのため、既存のコンテンツの確かな継承と、追加された気象情報を正確に表示させるため、引き続き高度な形状認識とARの安定感を備えたPTCのVuforia Engineの活用が重要でした。」と述べています。

<関連情報>

Vuforia Engine
https://www.ptc.com/ja/products/vuforia/vuforia-engine

産業用ARによるイノベーション
https://www.ptc.com/ja/products/augmented-reality

PTCジャパンについて

米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、IoTアプリケーション開発プラットフォーム、拡張現実(AR)オーサリングソリューションの各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション開発プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)オーサリングソリューションのVuforia、産業用接続プラットフォームのKepwareといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:https://www.ptc.com/ja

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