株式会社アルゴグラフィックス(代表取締役会長:藤澤 義麿、本社:東京都中央区、以下アルゴグラフィッ クス)は、インダストリアル IoT「InUse」の取扱いを開始致しました。
「InUse」は、フランス InUse 社で開発された製造設備の予防保全に注力した SaaS(Software-as-a- Service)型 IoT ソリューションです。
【背景】
製造現場においてはその製造、生産の安定・安全稼働が常に重要な課題の一つとして挙げられます。そ して製造現場における予防保全が課題解決策となります。予防保全を実現するには設備情報の共有、設 備稼働の迅速かつ正確な情報収集、そしてその情報の分析、可視化こそが重要であり、コロナをはじめと する環境の変化に対応する予防保全を実現する為にこれら情報をリモートでモニタリングできることが求 められております。
【InUse の特徴】
SaaS 型 IoT プラットフォームを提供する「InUse」ソリューションの特徴としては、統計分析・履歴現象分析・ パターン分析等の組み合わせによる 80 以上の独自アルゴリズムを用いて、温度分析や振動分析等の目 的に合わせたデータ分析を行う事が可能です。また様々なデータ収集とその分析機能がひとつのパッケ ージで提供されることにより効率的な予防保全のソリューションとなっております。
そして Web ブラウザのみで開発、立上げ、運用が可能であり、製造設備の為のサービス(EaaS: Equipment-as-a-service)の構築が実現できます。
【InUse の主な機能】
- ERP/MES/PLC 等の様々な入力ソースからリアルタイム情報収集 マシン接続データロギング:タイムシリーズ機能
- 設備稼働管理
- 設備稼働モニタ:BI 機能
- 設備稼働データモニタ:ダッシュボード機能
- 設備保全管理
- 設備保全ドキュメント管理:ポータル機能
- 設備保全 KPI・履歴管理:デジタルコラボ機能
図:InUse による設計領域と製造領域の連携イメージ
【アルゴグラフィックスのねらい】
アルゴグラフィックスは設計領域と製造領域の連携で日本のものづくりに更なる貢献を致します。 長年設計分野における支援を通して培った経験とノウハウを活かし、設備予防保全を実現する InUse を 通して設計と製造の双方向での継続的改善活動を支援致します。具体的には、3DCAD に代表されるバ ーチャルモデルから製造設備の稼働リアルデータを通じて、故障し難い製造設備の設計を支援してまいり ます。本ソリューションの標準価格は、基本パッケージ:75 万円(年間費用)、マシン接続パッケージ:9 万 円(マシン 1 台当りの年間費用)とし、日本・アジアでの独占販売権をもとに 3 年間で、40 社、5 億円の売 上を目標とします。
【InUse 社の概要】
フランス InUse 社は、製造設備の予防保全に注力したソリューション「InUse」を SaaS(Software as a Service)で提供する会社です。フランス・欧州を中心に世界 150 以上の工場で採用され、1500 台以上の マシンと接続し、モニタリングを行っております。食品工場をはじめ、風水力発電所、リサイクル工場、工作 機械メーカー、加工機械メーカー、AGV メーカー等、様々な産業で広がりを見せております。
【アルゴグラフィックスの概要】
アルゴグラフィックスは、1985 年より PLM(Product Lifecycle Management)および HPC(High Performance Computing)におけるソリューションプロバイダーとして活躍しており、国内の製造業各社に 対し、製品・部品の設計及び性能や品質の検証を行うためのコンピュータ・システムの販売を行うと共に、 お客様がそれらのシステムを効率的、且つ安定的に運用するために必要な各種テクニカルサービスを提 供することを中核的な事業としております。アルゴグラフィックスは、製造業のお客様における設計業務か ら生産現場の支援を通じ、日本の「ものづくり」の更なる発展に貢献してまいります。
※本リリースに記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
本件の参照先：https://ssl4.eir-parts.net/doc/7595/ir_material/169037/00.pdf