株式会社NTTデータ（以下：NTTデータ）は、2022年6月24日（金）に、新たにルーマニアのシビウにオフィスを開設しました。
同日、日本企業がイノベーションパートナーを務めるシビウ国際演劇祭（以下：FITS）の公式オープニングセレモニーが同オフィスで開催され、日本の伝統を取り入れた芸術的な雰囲気の中で、新オフィス開設を祝いました。
新拠点について
NTTデータは、2006年にシビウに拠点を開設したのち、今回シビウのTrei Stejari地区にオフィスを新たに開設、ルーマニアにおけるビジネス拡大をめざします。新オフィスは、多機能スペースとして構想され、社交的な交流のために設計されました。円形劇場と3つの教室が設置され、主に学術環境、学生や奨学生が専門コースや研修に参加できるようにサポートされています。
オープニングセレモニー時のテープカットの様子。左から、Cantemir Mihu（Site Manager, NTT DATA Romania, Sibiu Branch）、西畑 一宏（NTTデータ 代表取締役副社長執行役員）、Maria Metz（CEO, NTT DATA Romania）、Daniel Metz（Chairman of the Board of Directors at NTT DATA Romania）
オフィスのバーチャルツアーはこちらでご覧いただけます：
https://360concept.ro/playground/ntt-data-sibiu/
シビウ国際演劇祭について
シビウ国際演劇祭（FITS）は、2022年6月24日から7月3日まで開催され、今年のテーマは「BEAUTY（美）」です。開催初日の6月24日には、オープニングセレモニーがNTT DATA Romaniaの新拠点で開催されました。
10日間にわたり、市内とその周辺に75カ国から3,500人以上の参加者が集まり、一般市民が80の会場で800近くのイベントに参加する予定です。
このイベントには、植田 浩 駐ルーマニア日本国特命全権大使をはじめ、ルーマニア政府関係者、文化関係者、NTTデータ経営陣が出席し、同じ価値観を共有するビジネスパートナーやコミュニティーパートナーと出会う機会となりました。NTT DATA Romania CEOのMaria Metz、NTTデータ 代表取締役副社長執行役員の西畑 一宏、FITSディレクターであり、シビウ国立劇場「Radu Stanca」のディレクターでもある、Constantin Chiriacがゲストを迎え、イノベーションやテクノロジーと日本の芸術・文化を結びつける様子が紹介されました。フェスティバルのオープニングセレモニーの後、ゲストは新オフィスを訪問し、その後シビウの大広場でFITSが主催する野外公演に参加しました。
NTT DATA Romania CEO Maria Metzからのコメント
「個人的な行動から大きな成果が生まれることはほとんどありません。多くの場合、それはチームの努力の結果であり、結果の大きさは、チームがどのように協力するかを理解し、パートナー、顧客、当局といった外部環境との相互作用の質に左右されます。私たち一人ひとりの行動が、多かれ少なかれ周囲の人々や環境に影響を与えていることを早く理解すれば、持続可能な社会を実現するための人材や経験をより多く集めることができるようになるのです。今日のイベントはそれを証明しています。新オフィスビルの落成式は、シビウのこの地域を変貌させた重要な都市再生プロジェクトであり、FITSはシビウを世界最大の文化イベントの地図に載せてくれました。今日、私たちがこの二重の意味を持つイベントのパートナーであることは、決して偶然ではありません。私たち一人ひとりが日本と強い絆で結ばれていることに加え、私たちが属するコミュニティーに何かを還元したいという自然な願いがあります」
本件の参照先：https://www.nttdata.com/jp/ja/news/information/2022/063000/