2023.1.31:イノベーションプラットフォーム 「Goldfire」バージョン12.5リリースのお知らせ (CYBERNET)


社内外の各種システムとの連携強化など、より多様な情報を知識として利活用しやすくすることで、イノベーション創出プロセスをさらに強力に支援します。

サイバネットシステム株式会社(本社:東京都、代表取締役 社長執行役員:安江 令子、以下「サイバネット」)は、S&P Global Inc.(本社:米国ニューヨーク州)が開発し、サイバネットが販売・サポートするイノベーションプラットフォーム「Goldfire(ゴールドファイア)」の最新版である12.5の提供を、2023年1月31日から開始することをお知らせいたします。

Goldfireとは

イノベーションに必要な情報を効率的に探索する「リサーチ」、問題をロジカルに構造化し解決コンセプト作成を支援する「問題解決」、そして組織内に埋もれた知的資産の再利用を促進する「ナレッジシェア」の3つの切り口から、新価値創出につながる気づきをもたらします。研究開発・企画・設計・品質保証など様々な業務において、あらゆる情報のDXを行い、イノベーションを実現する知識へと変換できるプラットフォームです。

Goldfireの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/goldfire/ 

主な機能強化ポイント

社内外に散在する多様な文書の横断的・効率的なリサーチが可能に

各種システムとの連携や、文書情報の読み取り機能が強化されたほか、リサーチ結果を参照しやすくする仕組みも追加されました。

連携コネクタ「Indexing Manager(インデキシングマネージャ)」の強化

対応可能なシステム

前バージョンから導入された「Indexing Manager」を使うことで、社内外に散在する各システム(Box、SharePoint、Google Drive等のクラウドストレージから、Windchill、ARAS、TeamcenterといったPLM(製品ライフサイクル管理)システムまで)を横断して素早く情報を検索することが可能です。

本バージョンでは、各システムとのコネクタが改良され、索引処理タスクの進捗が把握しやすくなりました。


② 固有名詞の自動認識機能の多言語化(ドイツ語、フランス語に対応)

社内ドキュメントから作成者や更新日等の有益な情報を抽出して整理・表示する「結果のフィルタ」における「固有名詞抽出」機能が強化されました。日本語と英語に加え、ドイツ語とフランス語の固有名詞(教育機関、地質年代、場所、組織、人物、化学物質、文書番号、健康状態、部品番号)も自動認識できるようになり、目的に応じた文書の絞り込み・参照が多言語で可能となります。

③ OCR機能の強化

文書画像の自動補正のイメージ

スキャナーなどで読み込んだままの文書画像を知識として活用するために、文書をテキストデータに変換するOCR機能が強化されました。斜めに読み込まれたテキストも自動認識・補正してデータ化するほか、PDFファイル内に組み込まれたベクター文字も認識可能です。



④ 専用「ドキュメントビューワー」新規搭載

これまでは、利用するWebブラウザの種類やバージョンにより、リサーチ結果のPDFやWordファイルを一度保存してから開く必要があるなど、ユーザー環境により閲覧時の動作が異なることから問題が発生する場合がありました。新たに提供されるGoldfire専用のドキュメントビューワーを使うことで、利用環境に依存せず文書をそのまま閲覧できます。複数部門・拠点間でのスムーズな知識活用を支援します。

管理者向け機能の改良

Goldfireの利活用状況の詳細な把握と、管理作業の効率化が可能になりました。

① レポーティング機能の改良

管理者が社内のGoldfireユーザーの利用状況や知識ニーズの傾向を把握することは、知識活用の促進のために不可欠です。今回のバージョンでは、ログインや検索回数といった情報に加え、各知識ベース(Goldfireの検索対象)の利用頻度や、検索結果に対するユーザーのアクション(「ファイルを開く」、「マイデータに保存」など)を定量的に確認できるようになりました。

② 索引用アカウント管理の操作性向上

これまでは連携するシステム毎に設定が必要だった索引処理用のユーザーアカウントを、単一のインターフェースで集中管理できるようになりました。

サイバネットについて

サイバネットシステム株式会社は、CAE※のリーディングカンパニーとして、30年以上にわたり製造業の研究開発・設計関係部門、大学・政府の研究機関等へ、ソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティングを提供しています。また、IT分野では、サイバー攻撃から情報資産を守るエンドポイントセキュリティやクラウドセキュリティなどのITセキュリティソリューションを提供しています。近年では、IoTやデジタルツイン、ビッグデータ分析、AI領域で、当社の得意とするCAEやAR/VR技術と組み合わせたソリューションを提案しています。

企業ビジョンは、「技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを」。日々多様化・複雑化する技術課題に向き合うお客様の課題を、期待を超える技術とアイデアで解決し、更にその先の変革へと導くことを目標に取り組んでまいります。

サイバネットシステム株式会社に関する詳しい情報については、下記Webサイトをご覧ください。
https://www.cybernet.co.jp/

※ CAE(Computer Aided Engineering):ものづくりの研究・開発工程において、従来行われていた試作品によるテストや実験をコンピュータ上でシミュレーションし分析する技術。試作や実験の回数を劇的に減らすことで、開発期間や資材コストを大幅に削減できるメリットがある。

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本件の参照先:https://www.cybernet.co.jp/company/about/news/press/2023/20230131.html

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