2017.5.25:CIMdata、グローバルCAM市場分析レポートを刊行


CIMdata Publishes Global CAM Market Analysis Report


 CIMdata (大手グローバルなPLMの戦略的マネージメントコンサルティング&リサーチ企業) は、26年目となるグローバルCAM市場の年次調査である2017 CIMdata CAM Market Analysis Report (2016 NC MAR、CAM市場分析レポート) のリリースを発表しました。CIMdataは、エンドユーザー支払ベース (end-user payments) で、全世界のCAMソフトウェアとサービス市場は2016暦年に6.9%の成長があったと推定しています。推定エンドユーザー支払額 (end-user payments) は、2016年に19億4,000万米ドル(2,134億円、110円/US$換算)へと、2015年の18億1,00万米ドル(1,991億円、110円/US$換算)から増加しました。CIMdataのリサーチVP、スタン・プラバンスキー (Stan Przybylinski) によれば、“CAMの成果はCIMdataが昨年報告した結果に影響を与えるような通貨の効果がほとんどなく、2016年は堅調でした。緩慢な工作機械消費に直面していても、企業は新しいCAMソフトウェアへの投資を継続しています。” CIMdataでは、製造業に於ける2017年の成長は継続し、CAMソフトウェアへのエンドユーザー支払は、20億600万米ドル(2,266億円、110円/US$換算)へと6.4%の増加があると予測しています。

 002年以来、CAMソフトウェア市場は、世界経済の回復とともに、控えめではあるものの着実な成長を示しています。工作機械の販売や製造業生産高の世界的な成長がありました;すなわち、製造企業が競争力を強化してきたことで工作機械の効率的な運用に重点がおかれています;そしてCAMソフトウェアがコンポーネントであるPLM (製品ライフサイクルマネージメント) 市場全体がこの間に力強い成長を維持しています。CAMソフトウェアの購入は、これらすべの要因、特に工作機械の販売に関連しています。

 エンドユーザー支払に基づいたCAMソフトウェアと関連の市場の規模と成長は、以下の表に示されています。エンドユーザー支払のおよそ1/3は販売代理店の収益となり、およそ2/3の収益がソフトウェアサプライヤへの直接的な支払いであることが分かります。

 CIMdataの製造システムゼエンジニアリング業務担当 (Manufacturing Systems Engineering Practice) 、リーダー、マイク・フライ (Mike Fry) によれば、“CAM市場は、2016年、堅調な伸長でしたが、主流の製造プロセスにアディティブマニュファクチャリング・テクノロジーの導入が注目されます。アディティブマニュファクチャリングがPLMデジタルスレッドの中に如何に組み入れられことで、またそれが市場に及ぼす影響には大きな変化があります。弊社は、アディティブマニュファクチャリングに対して、ソフトウェアプロバイダーおよび工作機械製造業者から、サブトラクティブマニュファクチャリング (subtractive manufacturing) と組み合わせた特別な機能の出現を目にしています。” と述べています。“弊社は、製造業のバリューチェーン全体で、IoTとインダストリー4.0の採用に大きな関心をよせており、これには予測アナリティクス (predictive analytics) が追加され、近い将来に製造市場が加速するだろうと見ています。” と続けました。

 2017年版 CAM MARは、さまざまな尺度によって全世界のNC市場の詳細なデータである22の図と39の表を含む150頁のレポートです。また、CAM市場のトレンドの解説、CAMソリューションプロバイダーの最新情報を含んでいます。2017 CIMdata NC Market Analysis Reportt (2017 CAM MAR、NC市場分析レポート) は、http://www.cimdata.com/en/research/plm-market-analysis-report-series にて購入可能です。(または、弊社まで

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