2019.2.14:航空宇宙&防衛 PLM Action Group、マルチビューBOMの第3版を発刊


Aerospace & Defense PLM Action Group Publishes 3rd Release of Multiple-view Bill of Materials Position Paper


 航空宇宙&防衛PLMアクショングループ(AD PAG - Aerospace & Defense PLM Action Group)の11社のメンバーからの代表者は、マルチビューBOM (multi-view BOM) のトピックに関する各社の拡大・補強した立場を発表しました。この3回目となるリリースは、AD PAGの企業間プロジェクトチームによる過去の作業を大幅に強化したもので、2年間運営されているものです。以前のリリースで、著者らはシングルBOMとマルチビューBOMのアプローチの間の大きな相違を調査・探求し、現行の “pain point (苦痛点) を分析し、そしてこの文脈の中で、支援するアーキテクチャ上の原理・原則 (architectural principles) をもって構築ソリューション (architectural solution) を提案しました。このリリースでは、著者らは暫定的な要件を含み実質的な新しい内容を追加しました;すなわちエフェクティビティと領域固有 (Domain-specific) の説明責任およびBOMの再構築に関するユースケースのクラシフィケーションの新たなセクションとなります。このリリースには、2つの新しい付録もあります;メンバー企業間および関連業界間で統一されたBOM関連の専門用語を含む広範な用語集とBOMの再構築と説明責任の要件を説明するためのチュートリアル例とユースケースのリストを含む概念定義とユースケース - その分野の深い専門知識を持っ方型向けの向けの適切な読物になります。

 チームのプロジェクトマネージャであるエアバス (Airbus) のコンフィグレーションマネージメントのエキスパートであるJavierReinés氏は、次のように述べています、「マルチビューBOMチームはこの2年間で素晴らしい仕事をし、現行PLMツールに於けるマルチビューBOM管理に関する一般的な課題・問題、要件、そして期待を明らかにしました。これは、各社の事業やそ各社のPLMランドスケープにあるすでに存在している相違点を考慮して注目すべきものです。このポジションペーパーはPLMソリューションプロバイダが近いうちに提供する製品に於いてマルチビューBOM機能の向上に役立つことを願っています。」

 ポジションペーパーの主執筆者であるボーイング社 (The Boeing Company) のプロセスエンジニア、Aleksander Przybylo氏は、次のように述べています、「ボーイングは、Second Century Enterprise Systems(2CES)イニシアチブの一環として、プロセスとツールの改訂中です。デジタルツインとデジタルスレッドは、個々の製品ビューが進化・発展しても一貫性が保たれる相互接続されたデータに依存しています。これにより、マルチビューBOMポジションペーパー (multi-view BOM position) に記載されているマルチビューBOMアプローチおよび説明責任の方法 (accountability methods) が、その道のりで重要な役割を果たします。」プロジェクトチームのシニアエキスパートであるボーイング社のアソシエイトテクニカルフェローであるPrzybylo氏の同僚であるBruce Hiebert氏は、次のように述べています、「A&D PLMアクショングループは、航空宇宙&防衛業界の主要企業が自らの問題点を共有 (openly shared) し、BOMの説明責任の分野に於いてPLMベンダーに要件を提供するための纏まった窓口 (single front) を形成したのは初めてのことです。」

 プロジェクトの実行から1年後、AD PAG leadershipはプロジェクトチームにTier 1サプライヤを加えることを承認しました。5社の主要サプライヤーが招聘を受け入れ、非常に積極的で高く評価されている貢献者です。Latécoèreのコンフィグレーションマネージメント&PLMエキスパートであるLuc Aebi氏は、次のように述べています、「 ’Extended Enterprise’ の枠組みの中で、サプライヤとしてのLatécoère社は2つの課題に直面しています。それは、さまざまな顧客からの大量で多様な受信データと、マルチビューBOMの説明責任の複雑さです。AD PAGと作業することで、デジタルツールの改善と調和を図るために、OEMに私たちの苦痛点 (pain points) をあげ、ベストプラクティスを共有し、共通の課題・問題を特定することができます。」

 2014年の創設以来、CIMdataによってアドミニされているAD PAGは、モデルベースの定義、マルチビューBOM、PLMテクノロジの陳腐化管理、グローバルコラボレーション、モデルベース・システムズエンジニアリングを含み、優先順位の付けられたさまざまな業界および技術の多用なトピックに関するリサーチを後援し、共同でプロジェクトに参加してきました。これらの投資の結果として、当グループは一連のdirection statements (方針ステートメント) とposition papers (ポジションペーパー) を発表し、これらはwww.ad-pag.comのウェブサイトか無性でダウンロードすることができます。これらの資料を利用可能にすることは、PLMエコシステム内で積極的に関与し、メンバーにとって重要なPLM関連のトピックに関する航空宇宙&防衛業界内の共通の方向性および立場を提唱するという当社グループの使命と一致するものです。

 詳細については、info@cimdata.comにCIMdataまでお問い合わせください。または。弊社まで (こちらから)

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