PLMライブラリー:ご参考一般書籍


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20190823 Modular Strategy
  • 書名:製造業の生き残りをかけたモジュラー化戦略
    • 著者:アンナ・エリクソン、ガンナー・エリクソン博士 (共著) 、株式会社ディアイスクエア、松尾 直、土生 稔、今泉 三郎 (共訳)
    • 出版:ファーストプレス
    • 入手:製造業の生き残りをかけたモジュラー化戦略
    • 本書はモジュラー化について、所謂、3Cで、すなわちClear (明瞭) 、Concise (簡潔) 、Correct (正確) をもって構成&執筆されており、古典的なメカ部品中心ではあるすが成功事例がうまく記載されている。歴史的に先行しているそれらの例は有益にもので大いに参考すべきものである。この原本の Controlling design variants : modular product platforms (1991年) は当然のことながらメカ部品中心の戦略&設計であるので、昨今のより複雑化したエレメカ&ソフトで構成された製品にはさらなるモジュラー化戦略&設計が必要であることは明白である。それを踏まえて参考にするのが効果大と考える。表題の “モジュラー化戦略” の “戦略” が范雎の一節にあるように最重要であり、それは企業そのものの “戦略” であり、そこが全てである。終始、これを肝に命じて読みこなすことが肝要であり、すなわちテクニカルの問題ではないと、記載の成功企業の “戦略” は何だったのか、そのようなことを示唆している参考すべき一冊であると思う。


20181116 Toriya 3D Tech
  • 書名:製造業の3Dテクノロジー活用戦略
    • 著者:鳥谷 浩志
    • 出版:幻冬舎メディアコンサルティング
    • 入手:製造業の3Dテクノロジー活用戦略 鳥谷 浩志
    • 折しもIoTやドイツ発のIndustry 4.0が日本の産業界、そして政府やメディオを含めてPLMプロバイダーの間で話題を欠かさない日々が続いている。あたかも現場の理解・実装以前に主導権争いの様相にも見える。重要かつ問われているの日本の製造業は何をすべきかである。著者は自身の長きに渡るテクノロジー、XVLを応用して世界中の企業に3Dデータの可視化の能力を高めることを支援してきた。その正常進化の形の一つが 本書にある “CAD+1” の提起である。製品の情報は3D CADだけはなく、エレキ情報、仕様書、構成情報、そして工程情報や保守情報など多岐にわたるものであり、社内の部門によって見えかた&見方も異なる。XVLテクノロジーを応用して、そのような企業の最重要資産である製品情報の消費者にライフサイクル全体で、現地&現物の基になるデジタル情報を正しく可視化するものであり、幾つものケーススタディが例示されている。企業の経営者、営業、設計者などあるゆる人はIoTやIndustry 4.0を前にして、理解困難な難しい話を抜きにして、何が重要かを極めて短時間に理解できる書である。IoTやIndustry 4.0は、本書を速読してからでも遅くないだろう。

  • 書名:Compass Magazine #8 - 2015
    • 出版:Dassault Systems (ダッソー・システムズ)
    • 入手:英語版 - http://compassmag.3ds.com
         日本語版 - http://compassmag.3ds.com/jp
      日本国内ではハードココピー版が配布されているが、上記のサイトでも閲覧可能である。ただし、すべても記事が日本語化されている訳ではないようである。    
    • Dassault Systems社の企業 (PR) 誌の位置付けであろう。この#8 (2015) は、THE INTERNET OF EXPERIENCE (「モノのインターネット (IoT) 」のその先) をフォーチャーしている。それはそれで、この号には、我々も提唱してきた “Circular Economy (循環経済) “ について、循環型アプローチとして解説されている。欧州では企業含めてかなり理解がすすんでいるもので、日本でも理解を鋭意すすむものと考える。企業誌としてこのような重要課題を真摯に取り扱っていることに感銘を得る。本誌はDassault Systems社のユーザー企業内の購読のみならず、世間一般広く、さらに中高など含めた学校教育の現場でも有用な情報 (*) が満載であり、ぜひそのような場での活用にも努力をされることを期待する。
      (*) この8には、Evaluating Teachers (教師を評価する:世界中の専門家が、教師を公平に評価するための基準を模索 (DS訳) ) 、Retooling Apprenticeships (現代版 アプレンティスシップ:オン・ザ・ジョブ・トレーニング (OJ) によるスキル・ギャップの解消と失業率の低下 (DS訳) )  があり、上記のサイトでは日本語版になってないが、これらの教育の現場では必読なコンテンツと考える。 

  • 書名:3D活用でプロセス改革
    • 著者:岡部 仁志、渡辺 智宏、鳥谷 浩志、新井本 昌宏
    • 出版:日経BP社
    • 入手:グローバルに伸びる製造業:3D活用でプロセス改革:開発設計マネジメントの理想と13の成功事例
    • グローバルな現代の製品が複合要素(エレ・メカ・SW)で構成され、デリバリー製品がますます複雑になっていることは避けることはできない。そのようなものへの対処方法を著者らは、日本の製造業の競争力強化のために独自の視点(擦り合わせ、Smart Structure Management、XVLなど)で具体的に解説、また事例を紹介している。冒頭の製品開発の課題・手法などを解説するにはあまりにもページ数が足らないものと感じるものの、後半の事例をもって理解すれば、本書の目的は達成するものと考える。重要なことは複雑になっている製品をどのように3D(IT)を活用して現物と同じものを「確かに視る」というマネージメントが今、手にしなければならないことを本書を通じて自社・自身の課題として捉えられることである。

  • 書名:開発力白書 2012(Product Development White Paper 2012)
    • 著者:福嶋 徹晃、高野 昌也、濱田 研一、菅 仁、北山 厚 (監修) 
    • 出版:株式会社iTiDコンサルティング
    • 入手:開発力白書 2012(発行:株式会社iTiDコンサルティング)
    • 自身のコンサルティング活動の基である開発力向上のための現場の状態を計測して可視化するということの長年の定量化ノウハウをベースにしたもである。第3回目となるもので、製造業の実態調査は250社、一万人以上から得られた日本・韓国の開発プロジェクトについて分析、評価をし、成功への提言を行っている。自社の立ち位置を知る指標としても、ぜひ眼を通して真摯に受け止めることが必要と感じさせていただける貴重な資料である。

20181116 The Wikipedia Revolution
  • 書名:The Wikipedia Revolution: How a Bunch of Nobodies Created the World's Greatest Encyclopedia
    • 著者:Andrew Lih
    • 出版:Aurum Press Ltd
    • 入手:The Wikipedia Revolution: How a Bunch of Nobodies Created the World's Greatest Encyclopedia
    • コメント:日常、何気なく利用しているWikipedia(ウィキペディア)であるが、本書を読むと、その背景&生い立ち・進化が理解出来、その挑戦者達の努力に尊敬の念を抱く。人のネットワーク、コラボレーションの現在の姿&本質を見ることになる。PLMそのものの図書ではないが、グローバルで進展するソリューションを理解・利用するにはここにあるような文化を日常の中で自分のものしておかねばならないと感じる。
    • 日本語版:ウィキペディア・レボリューション - 世界最大の百科事典はいかにして生まれたか (ハヤカワ新書juice)、アンドリュー リー (著), Andrew Lih (原著), 千葉 敏生 (翻訳) ,入手(ウィキペディア・レボリューション - 世界最大の百科事典はいかにして生まれたか

20181116 Web3.0
  • 書名:神々の「Web3.0」
    • 著者:小林 雅一
    • 出版:光文社ペーパーバックス
    • 入手:神々の「Web3.0」
    • コメント:本書はPLM含めて純粋なテクノロジーを論じたものではない、またそれが目的でない。PLMの領域では将来に環境に向かってIP資源の議論は避けれない。何故、SNSが人と人をリンクし、情報が、ナレッジが、さらに資源として新しいパラダイムの上で進化しているかを垣間みることが出来る。



20181116 Toriya 3D Doc
  • 書名:3Dデジタルドキュメント革新、「効果」を出す!、3DデータXVL活用の実際
    • 著者:鳥谷 浩志/田中 剛
    • 出版:JIPMソリューション
    • 入手:3Dデジタルドキュメント革新、「効果」を出す!、3DデータXVL活用の実際
    • コメント:3Dでの製品情報を上流&下流工程から更に製品が実際に利用されるフィールドへの活用(サービス&カタログなど)である。XVLの開発者(オリジネータ)とその実際のユーザーの執筆による更なる日本発のモノづくりITについて、実際の現場で利用されているソリューションを知る事が出来る。

20181116 Hisatsugu PLM
  • 書名:PLMシステムの構築と導入
    • 著者:久次 昌彦
    • 出版:日本実業出版社
    • 入手:図解でわかる - PLMシステムの構築と導入
    • コメント:筆者のPDM時代からの永年の経験を基に昨今のPLM環境&ソリューションに見合うようPLM実装の全般について平易に記述されている。特筆することはPLMそのものにまず理解が必要なIT側の組織から見ても本書はまずは入門書として最低理解して置かねばならない点が網羅されている。



20161116 Toriya 3D Genba
  • 書名:3Dデジタル現場力著者:鳥谷 浩志
    • 出版:JIPMソリューション
    • 入手:3Dデジタル現場力 - 製造現場の力を引き出す軽量3DデータXVL
    • コメント:筆者ら自らの日本発のソフトウェアであるXVLの現場での更なる実装進化を解説。製品定義情報可視化で現場のエンパワーメントとなるビジネス・ソリューションとしてその広範な応用実態を解り易く具体的ユーザー事例をもって見る事が出来る。



20181116 Toriya #D Mfg Innov
  • 書名:3D Manufacturing Innovation
    • 著者:Hiroshi Toriya
    • 出版:Springer(英国)
    • 入手:3D Manufacturing Innovation: Revolutionary Change in Japanese Manufacturing With Digital Data
    • コメント:オリジナル書籍は日本で発売された“3次元ものづくり革新”である。今年(2008年)、英語訳が英国の出版社(Springer)から刊行された。日本のテクノロジーによるビジネス・ソリューションをベースにしたテクノロジー並びにベストプラクティスが英語で出版されることが大いに歓迎すべきであり、その努力を賞賛したい。



20181116 Toriya 3D Monozukuri
  • 書名:3次元ものづくり革新
    • 著者:鳥谷 浩志
    • 出版:日経BP社
    • 入手:3次元ものづくり革新―デジタルデータが変える日本製造業
    • コメント:筆者らが創った日本発XVL技術とその利用技術の普及に自ら奔走した結果である世界のユーザーでの活用の動機や形態・効果が集大成されている。3次元デジタル情報の広範な利益を得たユーザーの姿がここに見られる。



20181116 Ueno Digital Monozukuri
  • 書名:実践デジタルものづくり



20181116 Sawamura PLM
  • 書名:実践PLM構築
    • 著者:澤村 淑郎 監修・PLM研究グループ著
    • 出版:工業調査会(2006.4)
    • 入手:実践PLM構築
    • ント:日本では難しく語られがちなPLMを、筆者らのPDM構築を経験にBOM適用・活用から企業の基幹システムまで、ポイントを低い目線で簡素に纏められている。



20181116 Grieves NG PLM
  • 書名:Product Lifecycle Management : Driving the Next Generation of Lean Thinking
    • 著者:Dr. Michael Grieves
    • 出版:McGraw-Hill(2005.10)
    • 入手:Product Lifecycle Management : Driving the Next Generation of Lean Thinking
    • コメント:"WHAT" のレベルでのPLMについて,所謂モノづくりにどう適用出来るのか、またどのようなイニシャチブがあり、それらがどのように機能するか全般を簡潔且つ明快に記述されている。



20181116 Stark 21st PLM




20181116 Yoshimoto
  • 書名:開発力革命 - 技術立国から開発立国へ 
    • 著者:吉本 敦
    • 出版:ソフトバンククリエイティブ (2004.7)
    • 入手:開発力革命
    • コメント:日本の開発プロセスを熟知した筆者が日本の開発プロセスを強化するための様々な提言を形骸化且つ定量化した視点で解説している。




20181116)McGrath MG PLM
  • 書名:Next Generation Product Development: How to Increase Productivity, Cut Costs, and Reduce Cycle Times 
    • 著者:Michael E. McGrath
    • 出版:McGraw-Hill(2004.4)
    • 入手:Next Generation Product Development
    • コメント:昨今のグローバルな新製品開発プロセスについてどう強化するかについて、その手法について要件管理など含め手堅く解説されている。また新製品開発からの切り口でPLMも含まれる。



20181116 Ivica Crnkovic
  • 書名:Implementing and Integrating Product Data Management and Software Configeration Management
    • 著者:Ivica Crnkovic, Ulf Askland, Annita Persson Dahlqvist
    • 出版:Artech House Publishers (2003.7)
    • 入手(PDF):Implementing and Integrating Product Data Management and Software Configeration Management
    • 入手(ハードカバー):Implementing and Integrating Product Data Management and Software Configeration Management
    • コメント:筆者らの実装経験をもとに、携帯電話等の製品を構成するメカ&エレクロニス、そしてソフトウエアなど要素(製品定義情報)をどうマネージメントするか実直に画かれている。

20181116 Guerss CMII
  • 書名:CMII (Configuration Management II) for Business Process Infrastructure
    • 著者:Vincent C. Guerss
    • 出版:Institute of Configuration Management (2002.4)
    • 入手:Institute of Configuration Management (http://www.icmhq.com)
    • コメント:ICMが開発したCMIIについて、全項目について、各々1~2頁でダイジェスト的にポイントについて解説している。CMIIが何であるか、また自分たちの現場のプロセスに参照するために、短時間に対比&レビュー出来る。

20181116 Prasad CE IP




  • 書名:STEP: Towards Open System






20181116 Lyon CM
  • 書名:Practical CM: Best Configuration Management Practices
    • 著者:David D. Lyon
    • 出版:Butterworth-Heinemann
    • 入手:Practical CM





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